TOKIO、福島走るってよ。

聖火ランナー著名人7組発表

ことし3月に行われる東京オリンピック聖火リレーで、福島を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「エール」で主人公を演じる窪田正孝さんなど、福島県にゆかりのある7組の著名人がランナーとして走ることが発表されました。

東京オリンピック聖火リレーは、3月26日にJヴィレッジをスタートし、県内では28日までの3日間行われます。
27日は、福島県の実行委員会が推薦した7組の県ゆかりの著名人ランナーが発表されました。
初日の26日に走るのは、いわき市の温泉施設が舞台となった映画「フラガール」に出演したお笑いコンビ南海キャンディーズ山崎静代さん、福島県産の食材をPRし、風評払しょくを応援してきた人気グループ「TOKIO」の4人です。
2日目の27日は、猪苗代町出身でフリースタイルスキーモーグルで冬のオリンピックに3大会連続で出場した遠藤尚さん、バレーボール元日本代表でオリンピックに3大会連続で出場し、現在は会津若松市観光大使を務める大林素子さん、それに、ことし春から放送が始まる福島出身の作曲家古関裕而をモデルにしたNHKの連続テレビ小説「エール」で主人公を演じる窪田正孝さんが走ります。
最終日の28日に走るのは、福島市在住でエアレースの世界選手権でアジア人初の年間チャンピオンとなった室屋義秀さんと、郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんです。
内堀知事は「いずれも県民に夢や希望、元気を与えてくれる功績があり、福島県の魅力を発信するのにふさわしい方々。盛り上がりの輪が県内全体へと広がることを期待している」と述べました。
ランナーが走る市町村や詳しい区間は、来月下旬以降に発表されます。
26日に走る南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代さんは「『フラガール』の撮影では、たくさんの福島の人たちに支えてもらいました。福島のみなさんに力をもらったことを思い起こしながら、少しでも多くの人々に笑顔を届けられるよう、一生懸命走りたいと思います」とコメントしています。
また同じく26日に走るTOKIOのメンバー4人は「福島は『心のふるさと』です。福島の皆さんに支えられたからこそ、今のTOKIOがあります。自分たちなりの福島への恩返しの気持ちを込めて、聖火ランナーとして走り、復興に向けて頑張る福島の姿を全世界に発信したいと思います」とコメントしています。(後略)

(NHK福島NEWS WEB 19時15分)

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