流石に汽笛まではわからない

今治で貨物船が浅瀬に乗りあげる
05月21日 09時27分

20日夜、今治市沖の来島海峡付近で外国船籍の貨物船が浅瀬に乗りあげました。浸水や乗組員のけが油の流出はいずれもなく、海上保安部が事故原因を調査しています。


20日午後11時50分ごろ、来島海峡海上交通センターから「外国船が乗りあげたようだ」と第六管区海上保安本部に通報がありました。
今治海上保安部が確認したところ、しまなみ海道来島海峡大橋にほど近い、今治市砂場町の沖合およそ200メートルの浅瀬に、ベリーズ船籍の貨物船「SINCERE」およそ4000トンが乗りあげたということです。
貨物船は、スチールコイルなどの鋼材を積んで岡山県から韓国に向けて航行中だったということで、船体が傾いているものの、浸水はなく安定していて、中国人やミャンマー人などの乗組員15人にけがもなく、また、油の流出もないということです。
海上保安部によりますと、20日夜の現場付近の天候は穏やかだったということで、海上保安部が事故原因を調査しています。

[ 今治で貨物船が浅瀬に乗りあげる|NHK 愛媛のニュース]