毎日映画コンクール 表彰式

“俳優”国分太一が開花!「これからも役者として」
 TOKIO国分太一が13日(水)、都内で行われた『第62回 毎日映画コンクール』の表彰式に出席。初主演映画『しゃべれども しゃべれども』の演技が評価され、男優主演賞を受賞した国分は「TOKIOというグループに配属されて、長瀬智也松岡昌宏という俳優がいるのを押さえて? 俺がとっちゃう? みたいな。この賞をもらえると聞いた時、事務所の人も『長瀬じゃないの?』と聞き返すくらいみんな奇跡だと思ってるみたい」と想定外の高評価に喜びを隠し切れない様子で、「これからも役者としてやっていくので、オファーを下さい!」と開花した俳優業に力を入れていく姿勢をみせた。

 同表彰式で、女優主演賞に輝いた麻生久美子は受賞対象となった主演映画『夕凪の街 桜の国』について「すごく大切で思い出深い作品です。撮影中は辛くて、涙が止まらなくなったこともありました」と感慨深げ。スポニチグランプリ新人賞を受賞した成海璃子は「どこか一つに偏らず、幅広くやっていきたいです」と話し、同じく新人賞の松田翔太は「賞を頂いたことで、自分の中に自信を刻めました」と受賞に胸を張った。

 その他、日本映画大賞は『それでもボクはやってない』(同作品で周防正行が監督賞)、日本映画優秀賞は『天然コケッコー』、外国映画ベストワン賞は『長江哀歌』、男優助演賞は松重豊、女優助演賞は高橋恵子田中絹代賞は中村玉緒がそれぞれ受賞した。